八ヶ岳南麓天文台の串田氏が10月13日付で更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.103 (PDF形式)
長期継続していた特異状態の一つが10月8日に終息するも、数日後に弱いながらも再出現。前回の更新情報で「ほぼ終息」とされていた直接波近似変動も同様。残っている前兆群は全体的に弱まったり途切れ途切れになったりしているようです。
最新の予測は以下のとおりです。推定時期と推定発生時刻が変わっています:
推定時期 | 10月27日±1日 (10月17日±に前兆終息が条件) 前兆終息が確認された時点で再計算、続報で修正する可能性あり。10月23日以降も前兆継続の場合は、11月以降の可能性あり。 |
推定発生時刻 | 午前9時±1時間 (または 午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、福井県、滋賀県、三重県、岐阜県、愛知県、石川県南部、富山県南西部、長野県南西部、静岡県西部 (上記PDF資料の地図参照) |
推定規模 | M7.8±0.5 陸域の浅い地震(深さ数km~20km前後) |
上記更新情報の冒頭には串田氏の予知手法の限界が書かれています。誤解されがちな重要なポイントですので引用します:
現在迄に8ステージに分かれた前兆群が出現しています。各ステージの前兆時間変化から求められた時期(通常なら地震発生時期に当たります)に、次ステージの初現や極大が出現してきました。前兆が終息しないと発生日とはなりませんが、次ステージに移行するか否かは、ステージ途中では判断できなかったため、各ステージから推定される時期に発生となる可能性も検討せざるを得ませんでした。但し、発生となる場合には、いつ迄に前兆が終息が確認されることが必要と云う条件を必ずつけて参りました。
実際には、各ステージから次ステージに移行する際、前兆が終息せずに継続したため、推定時期前には、推定された時期に発生とはならないことを報告し、この7年の間、発生日を確定したことはありませんでした。
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