1月12日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-41)」の続報です。
八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を1月30日付で出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.078-079 (PDF形式)
ついにその時が来たのでしょうか。2008年7月に出現し初め、6年以上にわたって継続してきた「No.1778 前兆」が終息し、「直前特異」が出現した可能性があります。
前回の更新情報(No.077)では、串田氏は概略次のように述べていました:
- 12月4日に第7ステージ前兆群がついに終息した可能性がある。しかし、同じ観測装置に12月6日から別の大型地震前兆(N0.2443前兆)の影響が顕著に現れているため、終息を確認できない。
- 12月4日に前兆が終息していた場合には、1月22日前後に直前特異が出現する可能性があるので、これを確認する予定。
今回の更新情報(No.078-079)をまとめると以下のようになります:
- 1月20日から、2つの観測装置に基線が太くなる変動(櫛歯BT変動)が出現し始めた。1月22日には、4つの観測装置に同期特異状態が現れた。
- 1月22日を中心とした櫛歯変動や特異状態は、観測装置に影響を与えるFM放送局の位置や、他の前兆群との相関も認められない点などを考慮すると、No.1778前兆に関連した直前特異である可能性が否定できない。
- 12月4日前後に第7ステージ前兆群が静穏化したとして計算した時期(1月22日前後)に直前特異と見なせる変動が現れたことは、「偶然としてはあまりにも計算値と合いすぎている」。
- 2013年11月7日を前兆群の極大、2014年12月4日を静穏化、2015年1月22日を直前特異出現として計算すると、「No.1778 前兆」に対応する大型地震の発生時期は2015年4月20日前後となる。
- ただし、別の大型地震前兆「No.2443前兆」が継続中で「No.1778前兆」の観測装置にも現れているため、前者の前兆が終息した時点で後者の前兆がすべて終息しているかを確認する必要がある。
- 「No.1778前兆」と「No.2443前兆」とが異なる大型地震の前兆なのか、同一地震の前兆なのかについては検討中。
ちなみに2015年4月19日は新月です。
関連記事
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (10年2月26日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報) (12年1月20日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-2) (12年1月20日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-3) (12年2月15日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-4) (12年2月29日)
- 井戸の水質悪化 ― 京都市伏見区 (11年8月9日)
- 全国で頻発 地下水異常 (12年3月3日)
- 枯渇した自噴式井戸から湧水 ― 滋賀県大津市 (12年6月7日)
- 大地震の前後に温泉の温度や水位が変化 (12年9月17日)
- 琵琶湖アユの産卵激減 ― 滋賀県 (12年10月14日)
- 真冬にクマ出没 ― 滋賀県 (13年2月10日)
- 琵琶湖湖底の貧酸素状態 ― 滋賀県 (13年3月3日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (13年4月17日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報) (13年4月26日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-2) (13年4月29日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-3) (13年5月4日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-4) (13年5月14日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-5) (13年5月23日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-6) (13年5月30日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-7) (13年6月9日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-8) (13年6月24日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-9) (13年7月13日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-10) (13年7月13日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-11) (13年7月22日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-12) (13年7月24日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-13) (13年8月18日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-14) (13年9月2日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-15) (13年9月4日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-16) (13年9月5日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-17) (13年9月7日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-18) (13年9月25日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-19) (13年10月2日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-20) (13年10月4日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-21) (13年10月12日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-22) (13年10月18日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-23) (13年11月15日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-24) (13年11月18日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-25) (13年11月20日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-26) (13年11月21日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-27) (13年12月10日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-28) (14年1月1日)
- 琵琶湖が移動・収縮 (14年1月28日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-29) (14年1月30日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-30) (14年2月25日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-31) (14年3月12日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-32) (14年4月11日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-33) (14年4月15日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-34) (14年4月30日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-35) (14年5月23日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-36) (14年6月28日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-37) (14年8月9日)
- 来年1月までに大地震? (14年9月12日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-38) (14年9月24日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-39) (14年10月22日)
- 御嶽山噴火の前兆を捉えていた ― 八ヶ岳南麓天文台 (14年10月22日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (番外) (14年10月27日)
- 残るは大阪・京都 ― ひずみ集中帯の地震 (14年11月25日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-40) (14年11月26日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-41) (15年1月12日)