地震などの災害を予知する10種の動物がリスト・アップされています:
2011年の東北地方太平洋沖地震の後、中国・精華大学のヒロユキ・ヤマウチ氏のチームが調査したところによると ――
一部のネコは、地震の6日以上前から異常な行動を示し、ストレスでイライラしたり疲れ切った様子をしていた。ネコたちは身震いし、落ち着きをなくし、逃げ出したりした。
乳牛は、地震の6日前から牛乳の生産量が低下し、それが地震後も4日ほど継続した。
リストに載っている動物の多くは災害を回避するためにその「予知」能力を使っているのですが、逆の行動をとるのはサメです。サメは急激な温度の変化に引きつけられる性質があり、ストーム・チェーサーのように行動することが判明しています。サメの移動を監視することによって、嵐がどこで発生し発達するかを予測できるとのことです。
リストの1番目にあげられている〝golden-winged warbler〟(キンバネアメリカムシクイ)という鳥については、このブログでもすでに紹介しています:
- 嵐の接近を察知する鳥 (14年12月20日)
関連記事
- カリフォルニア湾の地震とペットの異常 (09年8月7日)
- 犬は地震予知ができるのか? (11年9月9日)
- イヌ、ネコ、マダイの前兆行動 (12年1月30日)
- 「誤報」続きの地震予知犬 (13年5月8日)
- イエローストーンから動物が逃げ出している? (14年4月7日)
- イカルス計画と地震・噴火予知 (その1) (14年6月30日)
- ネコのトイレで地震予知? (14年11月18日)
- 嵐の接近を察知する鳥 (14年12月20日)