潜水中に大地震に遭遇したダイバーたちの経験談が集められています:
注目すべき証言を2つ引用します:
▼ 福島県沿岸某火力発電所沖
「“ドン”という爆発音がし、陸上で爆発が起きたと思った」
「音と揺れがほぼ一緒にきた」
▼ 神奈川県、某港内
「14時25分頃から、遠くで“グオングオン”という音がした」、やがてその音は、「グオー、グアングアン」と大きくなっていき、そして、「海底全面から細かい泡が吹き出し、周囲がいわゆる“ブアーっとなった”」
東北地方太平洋沖地震が発生したのは14時46分18秒とされていますから、その20分も前から神奈川県内の水中では音がしていたことになります。一方、震源に近い福島県沖では「音と揺れがほぼ一緒にきた」という証言となっています。この点をどう理解すればよいのでしょうか。
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