札幌管区気象台が4月2日15時付で発表した「倶多楽の火山活動解説資料」(PDF形式)によると、「昨日(4月1日)13時頃から、大湯沼の南東岸で硫黄が燃焼していますが、火山活動によるものではないと推定されます。硫黄の燃焼に伴い、有毒なガス(二酸化硫黄)が発生していますので注意してください」 とのことです。
燃焼範囲の幅は約15m Credit: 登別市、札幌管区気象台 |
倶多楽(くったら、地図)は気象庁の常時観測火山ですが、有史以降に火山活動の記録はありません。大湯沼(地図)は水蒸気噴火による爆裂火口です。
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