このブログの11年11月16日付「サントリーニ島の地震続く ― ギリシャ」、12年1月27日付「サントリーニ島近海で M5.2 ― ギリシャ」、12年3月22日付「サントリーニ島で前例のない地殻変動 ― ギリシャ」の続報です。
アトランティス伝説のもとになったとも言われるサントリーニ島(地図)。その地下にマグマが蓄積・増加しているとの研究論文(英文要旨)が『ネイチャー・ジオサイエンス』誌に掲載されました。それをもとにさまざまな報道がなされています ―― 「3600年前の噴火でクレタ島を中心に栄えていたミノア文明を壊滅させた火山が70年ぶりに噴火する可能性が出ている」、「サントリーニ火山の地下マグマの量が2011年1月-12年4月までの間に1000万-2000万立方メートル増えた」、「マグマのデータが差し迫った噴火を示唆するものではないが、その可能性を排除することはできない」:
- 'Atlantis'-killer volcano under island of Santorini wakes again (アトランティスを滅ぼしたサントリーニ島の火山が再び目覚める)
- Magma Balloon Raises Greek Island Of Santorini (マグマの風船がギリシャのサントリーニ島を隆起させる)
- Volcano Watch: Swift Swelling at Santorini (火山観測: サントリーニのマグマ溜まりが急速に膨張)
- ギリシャに災難、サントリーニ島火山が70年ぶりの噴火リスク
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