2010年4月12日月曜日

沼津市と富士市で停電

4月 9日の夜、静岡県沼津市と富士市で、全世帯の約 2割が停電しました:

東京電力によると「地中の高圧送電線に異常があったため」で、原因は調査中とのことです。地中の送電系統に異常が生じたとのことですので、最近日本各地で多発していると報じられているカラスの巣の材料が電線に触れてショートしたとは、考えられません。

ちなみに私の住まい(神奈川県内某市)は、11日夕方に 1~2分間停電しました。ここに住み始めて何年にもなりますが、記憶する限りでは停電は初めてです。カラスの巣が原因ではないかと思っていますが、今のところ、報道や東京電力の発表はないようです。

彗星が太陽に突入

4月 10日、クロイツ群に属するとみられる無名の彗星が太陽に突入しました:

突入の様子を捉えたのは、NASA と ESA(欧州宇宙機関)が共同で打ち上げた太陽・太陽圏観測衛星 SOHO です。彗星の太陽突入は、今年 1月と 3月にも発生しており、今回で 3回目です。


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小惑星 2010 GA6 が地球近傍を通過

4月 9日午前 11時06分(日本時間)、小惑星 2010 GA6 が地球から 434000 km (月の軌道の少し外側)まで接近しました:

この小惑星は、米国アリゾナ州ツーソンにあるカタリナ掃天天文台(Catalina Sky Survey)によって発見されました。発見当初のデータによる計算では、月の軌道の内側まで入ってくると予想されていましたが、その後の観測データによって、月の軌道の少し外側を通過すると修正されていました。この小惑星の直径は 約 22m と推定されています。


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2010年4月11日日曜日

サケガシラ捕獲 ― 新潟県糸魚川市

4月 10日、新潟県糸魚川市の姫川港で体長 1.2m のサケガシラとみられる魚が捕獲されました:


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2010年4月9日金曜日

Kopp-Etchells 効果

砂嵐や火山の噴煙などの中で、砂塵や火山灰の微粒子どうしが激しく衝突を繰り返すと帯電します。この帯電のメカニズムは、まだ完全には解明されていないようです:

ヘリコプターが砂塵の中に着陸しようとすると、回転翼(ローター)の部分で砂塵の粒子が帯電し、放電による発光現象がおきます。これを 「Kopp-Etchells 効果」と呼ぶのだそうですが、その現象がおきている様子を撮影した動画が、上の記事の末尾にあります。このような現象があるという予備知識がないままこれを目撃したら、かなり驚くのではないでしょうか。

下の記事は、3ページにわたって「Kopp-Etchells 効果」の写真を掲載しています。アフガニスタンで撮影されました。“Kopp” と “Etchells” は、同地で戦死したアメリカとイギリスの若い兵士の名前だそうです:

ウェザー・ロックは絶対に間違わない

アメリカ・モンタナ州スティーブンスヴィル(地図)にある “Bitterroot Weather Station”(ビタールート測候所)の柵には、ウェザー・ロックという石がひもでつり下げられています。この石が気象を的確に知らせるのだそうです:

ウェザー・ロックの横には説明の看板があり、次のよう書かれています:
If the rock is wet, it's raining.
If the rock is swaying, it's windy.
If the rock is hot, it's sunny.
If the rock is cool, it's overcast.
If the rock is white, it's snowing.
If the rock is blue, it's cold.
If the rock is gone... tornado!

もし石が濡れていたら、雨が降っています。
もし石が揺れていたら、風が吹いています。
もし石が熱かったら、太陽が照っています。
もし石が冷たかったら、曇っています。
もし石が白かったら、雪が降っています。
もし石が青かったら、寒いです。
もし石がどこかへ行ってしまったら …… 竜巻だぁ!

記事では、この石は “user friendly”(利用者にとって簡単に使える、分かりやすい、利用しやすい) であり、住民の評判がすこぶる良いと紹介しています。

ピップエレキバンで地震予知

偶然見つけたブログ記事です:

地震の前に磁石の磁気が弱まるという話は、1855年に発生した安政の江戸地震の際に、「浅草茅町の眼鏡屋で、店頭に展示してあった磁石に付いていた釘が落下、その 2時間後に地震が起きた」という話がもとになっています。この時の「磁石」とは、天然に産出する磁石(磁鉄鉱)で、現在市販されているフェライト磁石などと比べると、たとえ磁気の強さが同じであっても、磁気を保つ力(保磁力)が桁違いに弱いものです。

私も磁気を利用した「地震予知器」を、何年も前から家中の 3か所に置いていますが、他の方々がやっているのとは方式が異なり、保磁力の観点から市販の磁石は使っていません。

以前は、冷蔵庫の側面などに、磁石がずり落ちない程度に紙を何枚か挟んでおくという方法も試しました。しかし、あてにならないことがわかり、あきらめました。温度や湿度の影響で紙が微妙に膨張して磁石がずれやすくなったり、側を人間が通るときにおこるわずかの風や、冷蔵庫のモーターやドアの開閉にともなう振動でも磁石がずれることがあったからです。

ちなみに、この紙を挟むという方法はアメリカの PSN (Public Seismic Network) のメンバーから教えられたものです。彼に言わせると、この方法は自分たちが最初に思いついたものだが、日本人がすぐにまねをしたとのことです。

現在、私が家に設置している「地震予知器」については、いずれ写真入りで紹介したいと思っています。

火山活動解説資料(平成22年3月分)

気象庁が 4月 8日に発表した「火山活動解説資料」に、現時点で「注意が必要」あるいは「今後の活動の推移に注意が必要」とされている火山、および何らかの注記がある火山は以下のとおりです:

北海道地方
  • 十勝岳[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
  • 樽前山[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]

東北地方
  • 秋田駒ヶ岳[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
  • 吾妻山[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]

関東・中部地方、伊豆・小笠原諸島
  • 草津白根山[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
  • 浅間山[火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)]
  • 富士山[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
  • 伊豆大島[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
  • 三宅島[火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)]
  • 硫黄島[火口周辺警報(火口周辺危険)]
  • 福徳岡ノ場[噴火警報(周辺海域警戒)]

九州地方
  • 霧島山(新燃岳 しんもえだけ)[火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)]
  • 桜島[火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)]
  • 薩摩硫黄島[火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)]
  • 口永良部島(くちのえらぶじま)[噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)]
  • 諏訪之瀬島[火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)]

上記のうち、富士山については「富士山の火山活動解説資料(平成22 年3月)」に以下のように書かれています:
山体直下を震源とする高周波地震の発生は 2008年後半頃から若干増えています。深さ 15km 付近を震源とする深部低周波地震は少ない状況でした。火山性微動は観測されませんでした。

国土地理院の GPS 観測によると、山体周辺の GPS による地殻変動観測で、2008年8月頃から地下深部の膨張を示すと考えられるわずかな伸びの変化が認められます。

上記の「富士山の火山活動解説資料」には、地下深部の膨張を示すと考えられる、地上の 2地点間の距離の変化のグラフ 2葉が添えられています。どちらも 2地点間の距離が伸びる傾向を示しているのですが、このうち「S 富士宮 1」と「御殿場」の間の斜距離のグラフでは、2009年 1月ごろから伸びの変化が急になっている様子が見てとれます。


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月と国際宇宙ステーション

下弦まぢかの月と国際宇宙ステーションの写真です。4月 5日、山崎直子宇宙飛行士が搭乗したスペースシャトル・ディスカバリーが打ち上げられる 15分前に撮影されました:

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2010年4月7日水曜日

X-37B の初飛行近づく

4月 5日に、女性飛行士・山崎直子さんが搭乗したスペースシャトル・ディスカバリーが予定どおり打ち上げられました。これで、スペースシャトルの打ち上げは、あと 3回を残すのみとなりました。今年の秋までに、NASA が保有するスペースシャトルはすべて退役し、NASA は有人宇宙飛行の手段を失うことになります。

そのような状況下、アメリカ空軍が開発を進めていた無人スペース・プレーン X-37B が、4月 19日にフロリダ州のケープ・カナベラルからアトラス 5型ロケットで打ち上げられることになっています:

上記記事に掲載されている画像でわかるように、機体の形状はスペースシャトルに似ています。サイズは全長 9m ほどで、スペースシャトルよりはずっと小型です。アトラス 5型ロケットの先端部に取り付けられた特大のフェアリング内に収容されて打ち上げられ、軌道周回後は、自動操縦で滑空してカリフォルニア州南部のバンデンバーグ空軍基地に着陸することになっています。

今回の打ち上げでは、どのくらいの期間、軌道上にとどまり、いつバンデンバーグ空軍基地に帰還するのか公表されていません。スペースシャトルの場合、電源に使用している燃料電池の容量に制約があり、宇宙にとどまれるのは数週間ですが、X-37B は太陽電池を電源としており、さらに無人であるため最長 9ヶ月間の軌道飛行が可能とされています。

X-37B は、当初 NASA が開発をしていましたが、予算不足のため 2004年に計画を中止しました。その後、DARPA(Defense Advanced Research Projects Agency 国防総省国防高等研究事業局)が開発を引き継ぎ、2007年に空軍にプロジェクトを移管して今日に至っています。

空軍は、X-37B (あるいはその改良型)を何機製造し、どういう目的に使う計画なのか明らかにしていません。そのため、さまざまな推測がなされています。機体のサイズの割には大きなロケット・エンジンが搭載されているため、宇宙空間で軌道を自由に変えて紛争地域の偵察を臨機応変におこなう、あるいは敵の人工衛星を調査・捕捉・無害化する、緊急事態に際して必要な装備を迅速に宇宙空間に配備する、さらには以下の図のようなペネトレーターを搭載して、敵の地下壕や地下施設を宇宙空間から攻撃するなど、さまざまに取りざたされています:

空軍で X-37B の開発を推進する主幹部門が、緊急即応能力の開発と配備に責任を持つ部局であることが、X-37B の目的を推測する際の鍵となっています。