2025年11月22日土曜日

第3の恒星間飛翔体が太陽系に進入 (続報-12)

 
11月19日に NASA が恒星間彗星 3I/ATLAS について記者会見を行いましたが、これに対して、以前から 3I/ATLAS は自然の彗星ではない可能性があると指摘しているハーバード大学の天文学者アヴィ・ローブ氏が激怒し反論しています。「官僚や想像力に欠ける科学者たちは、我々に予想通りのことを信じさせようとする。だが私たちは、最高の瞬間はまだこれからだと知っている」:
政府機関の閉鎖が 1か月以上続いた後、NASA は水曜日、ついに謎の恒星間天体 3I/ATLAS の新画像を公開した。

ライブ配信されたイベントで、NASA幹部は「噂に反論する」ことに尽力し、アミット・クシャトリヤ副長官はハーバード大学の天文学者アヴィ・ローブが提唱する「異星人の宇宙船が別の恒星系から訪れている可能性がある」という説を強く否定した。

「この天体は彗星です」とクシャトリヤは述べた。「見た目も振る舞いも彗星そのものであり、あらゆる証拠が彗星であることを示しています」

この発表にローブは激怒したようだ。ブログ記事で彼は NASA を批判し、「3I/ATLAS は自然の彗星だという公式のマントラを繰り返した」と指摘。「大したニュースはなかった」と主張した。
 
彼は、イギリスの作家アーサー・コナン・ドイルの名探偵シャーロック・ホームズの「明白な事実ほど人を欺くものはない」という言葉を引用し、NASA が彼の突飛な理論を誤解を招く形で、かつ時期尚早に否定したと非難した。
 
この緊迫した応酬は、科学的議論において何が許容され、何が許容されないかについての興味深い議論を浮き彫りにしている。ローブが「私たちが地球外宇宙船を目撃している可能性を捨てるべきではない」と主張する一方、NASA当局者はこの説に信憑性を与えることを明らかに警戒し、受け入れるつもりはないようだ。
 
(以下略) 
 
 
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