宮崎公立大学と産業技術総合研究所の研究です。
1662年日向灘地震(外所地震、震央地図)は深夜に発生し、M7.6〜7.9、最大震度6強と推定され、大津波を伴ったにもかかわらず、死者の数が少なかった理由を古文献の記述から推測しています。「日下姓安井系図の記述からは、1662 年日向灘地震は前震活動を伴った可能性を読み取れます。当時、前震の発生で津波を恐れた多くの住民が避難したことが、結果的に住民が事前避難を行った形となり、本震の際の大津波による死亡者数を減少させたのではないか」:
関連記事
- 日向灘の地震と九州内陸の地震 (16年10月1日)
- 南海トラフ地震の前兆か ― 日向灘の地震 (17年3月18日)
- 日向灘のスロースリップと南海トラフ地震 (17年3月21日)
- 日向灘の地震と日暈現象 ― 宮崎県、熊本県 (19年5月10日)
- 日向灘の地震 (23年8月18日)
- 日向灘で再び M7 級の恐れ (24年8月12日)
- 日向灘でスロー地震活発化 (24年8月14日)
- 風説:映画「すずめの戸締まり」が日向灘の地震を予告していた (24年8月24日)
- 台風10号が日向灘近傍の地殻ひずみに影響 (24年8月30日)
- 日向灘「割れ残り」領域で M4.7 (24年9月1日)
- 日向灘の地震は予報されていた (24年9月2日)
- 日向灘の地震に新説 (24年10月23日)
- ⽇向灘南部の⼤地震 (25年11月18日)