宇宙船・神舟20号で宇宙ステーション「天宮」に到着し、6ヶ月間滞在した 3人の宇宙飛行士は、神舟21号で到着した別の 3人の宇宙飛行士と交替で地球に帰還することになっていましたが、神舟20号の窓ガラスに宇宙ゴミとの衝突によって生じたとみられる亀裂が見つかったため、帰還が遅れていました。結局、神舟20号での大気圏突入は危険と判断され、神舟21号で帰還することになり、11月14日に内モンゴル自治区に無事着陸しました。神舟21号の本来の乗組員は、帰還用の宇宙船がない状態で「天宮」に留まり、神舟22号の到着を待つことになりましたが、神舟22号の打ち上げ予定は定まっていないもようです。
「軌道上のごみの急増により、各国の宇宙船や宇宙ステーションが損傷を受けるリスクが大幅に高まっている」:
「神舟の舷窓は、耐熱性の外側パネルと2枚の耐圧内側パネルで構成されている。神舟20号で発見された亀裂によって、再突入時に外側パネルが破損し、プラズマの熱に直接耐えるようには設計されていない内側パネルが露出する危険性がある」:
The #Shenzhou porthole window consists of a heat-resistant outer panel and two pressure-bearing inner panels. The cracks found on SZ-20 pose a risk of the outer panel shattering during reentry, exposing the inner panels not designed to directly withstand the heat of the plasma. pic.twitter.com/TmY7Bgvq74
— WLR2678🌌 (@WLR_2678) November 14, 2025