11月24日付「ハイリ・グッビ山が大規模噴火 — エチオピア」の続報です。
エチオピアのハイリ・グッビ山(地図)から噴出した大量の火山灰が 24日夜にインドに到達し、北西部の一部に異常な煙霧をもたらし、広範囲にわたる航空警報が発令されました。航空便の欠航や航路変更などの混乱が起きています。
「火山灰は、午後6時30分ごろまでにラジャスタン州西部上空からインド領空に入り、その後、グジャラート州、デリー首都圏、ハリヤーナ州、パンジャブ州へと広がった。雲を追跡している気象機関によると、この雲は高度 2万5000フィートから 4万5000フィートの間を時速約 120~130キロメートルで移動している。火山灰は高度が十分高く、地表への大きな影響は避けられたものの、当局は 25日の日の出時には、粒子が早朝の太陽光を散乱させるため、異常な空の色になる可能性があると述べている」:
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