八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 7月31日15:00付けで更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.272 (PDF形式)
前回の更新情報では、CH20(八ヶ岳)に現れた顕著な特異前兆(中心は7月14.0日)を 3月1.5日の極大に対応させ、経験則[極大~地震発生]:[直前特異~地震発生]= 6:1 を適用して地震発生日を 8月9日± と予測した(最早の場合)。
その後、7月21.5日に CH02(八ヶ岳)と CH20 に直前特異出現、7月24.5日に CH07(八ヶ岳)が終息。多数の前兆関係が 8月9日± の可能性を示している。
現状は ―― CH02 に断続的に特異が出現、CH21(八ヶ岳)の基線状態が不安定(7月23.5日に小ピークの可能性)、K1(高知観測点)に7月27.5日に特異前兆出現。
8月7日以前に明確な前兆が終息した場合には、8月9日± の地震発生の可能性が濃厚となる。8月7日以降も複数の前兆が継続した場合には、8月末などの可能性が浮上する。「現状、多数の前兆関係と変化から、8月9日± 発生の可能性が十分に考えられる状況ですので、ご注意ください」。
推定時期 | 最早 8月9日±1日 8月7日以降も前兆が継続する場合は再考・修正。 |
推定時刻 | 午前9時30分±1時間30分 または 午後4時±3時間 |
推定震央領域 | 長野県北部、群馬県、栃木県西部など 「続報 No.272」所載の地図参照 斜線部分は可能性が高い領域。 推定領域が若干修正されています。 |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 |
推定地震種 | 震源の浅い陸域地殻内地震(火山近傍の可能性が高い) |
現在、空振を伴う低周波地震が繰り返し発生している焼岳は、上記推定領域の西縁付近(岐阜県と長野県の県境)に位置しています。
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