気象庁が11月11日に発表した下記資料によると、常時観測火山である十和田で、10月4日と19日に火山性地震が一時的に増加したとのことです。震源は中湖(地図)付近で、4日は10回、19日は7回。最大規模は4日20時27分ごろの M2.8で、十和田周辺で有感でした:
- 十和田の火山活動解説資料(令和元年10月) (PDF形式)
十和田の最新の噴火は平安時代の 915年で、マグマ噴火やマグマ水蒸気噴火によって火砕サージや火砕流、泥流が発生しています。
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