11月2日、小惑星〝2019 UG11〟が地球と月に接近します。
この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 13~28m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が最初に観測されたのは10月21日です。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2019 UG11 | 13~28 | (地球)11月2日 05:42 (月)11月2日 07:44 |
0.55 1.50 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
この小惑星の接近時の地球との相対速度は秒速10.1km(時速約3万6000km)と予報されています。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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