絶滅が危惧される両生類・カスミサンショウウオが、小学校のプールで大量に見つかっています。
▼ 5月24日、佐賀県唐津市の名護屋小学校(地図) 「先生たちは『なぜこんなところに』と不思議がっている」、「近くの沼などのメスが移動してプールに集まり、産卵したのではないか」(日本両生類研究会):
- 小学校プールに100匹! 絶滅危惧種サンショウウオ (写真あり)
- 絶滅危惧種「カスミサンショウウオ」名護屋小プールで大量発見 (写真2葉あり)
▼ 6月13日、和歌山県田辺市の芳養小学校 (地図) 「プール周辺の溝などでカスミサンショウウオを見掛けることはあったが、これほど大量に見つかったのは初めて」:
- 学校プールにサンショウウオ 水を抜いたら数百匹ぞろぞろ (写真あり)
サンショウウオと同じく両生類に属するヒキガエルが、2009年にイタリアの内陸で発生したラクイラ地震(Mw6.3、深さ8.8km)の前に従来の繁殖地を放棄して移動したことが報告されています:
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