2017年6月15日木曜日

お付き合い断層


国土地理院地理地殻活動研究センターのツイートから:

人工衛星に搭載した SAR(合成開口レーダー)で地表の観測がおこなわれるようになって以降、お付き合い断層がよく見つかるようになっているそうです。「『お付き合い断層』が地震に伴って普遍的に発生する性質のものだとすれば、地表地震断層の見方を再整理する必要があるかもしれない」とのこと。

「お付き合い断層」という言葉を検索すると、「プレート境界の断層活動に伴う巨大地震に際して副次的に活動する断層」という説明が見つかります。また、原子力発電所の耐震設計や安全性に関わる文書中でもよく使われています:

詳しく読んだわけではないですが、電力会社側が「断層であることは否定できないけれど、地震を起こす活断層ではありません」というときに「お付き合い断層」という言葉で説明しているように受け取れます。