2017年6月11日日曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-161)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が6月9日16:00付けで更新情報を出しています:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期実際の前兆終息を観測後に計算予定
現時点で可能性があるのは6月27日±2日
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
ある程度火山に近い領域の可能性あり、前兆影響局誤認の場合は福島付近となるが上記が考えやすい。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地震
 

▼ 現状
  • CH17(八ヶ岳) 5月30日昼から6月2日01時まで糸状特異が出現。その後は正常基線に復帰。6月4日から糸状特異が継続するようになった。

  • CH21(八ヶ岳) 5月30日昼ごろから約10時間にわたって正常基線を記録。同日深夜から特異状態。継続中。

  • CH29(八ヶ岳) 散発的に特異が短時間出現。

▼ 考察
  • 現在、第25ステージ。

  • 前回の更新情報では「6月8日± までに前兆が終息した場合、6月10日± に対応地震発生の可能性がある」としたが、6月9日現在、上記「現状」のとおり前兆が継続出現中 → 第25ステージの前兆動向の認識が誤っていた。

  • 現在までの前兆出現状況からは、早い場合の地震発生日(または次の極大出現日)として、6月26日± や6月28日± が算出される。

  • 今後の変化を観測して検討する必要がある。全前兆が終息した場合は対応地震発生が推定されるので、その時点で計算して報告する。また、今月末以前を示す可能性が出来した場合は即刻検討の上、報告する。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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