八ヶ岳南麓天文台の串田氏が6月24日16:00付けで更新情報を出しています ―― CH17特異のみ継続:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.219 (PDF形式)
今朝、長野県南部で発生している一連の地震(M5.6、深さ7km、最大震度5強など)は、串田氏の大枠推定領域の東縁付近で発生しています。
以下は今回の更新情報のまとめです ――
推定時期 | 前兆が完全終息したことを確認後に計算し確定する予定 現状で可能性があるのは 7月5日~8日 (条件: 7月1日までに前兆が終息) |
推定時刻 | 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域) ある程度火山に近い領域の可能性あり。前兆影響局誤認の場合は福島付近の可能性があるが、不整合な前兆があるため上記が考えやすい。 |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 |
推定地震種 | 震源の深さ30km以浅の陸域地震 |
▼ 現状
- CH17(八ヶ岳) 完全糸状状態ではなく若干の変化がある基線。6月21日から22日にかけて約19時間、正常基線を記録。顕著状態からは脱したように見える。
- CH21(八ヶ岳) 終息。若干の変化が見える。
- CH29(八ヶ岳) 終息。
- K10(高知観測点) 終息。
▼ 考察
- 現在は第24ステージ。CH17(八ヶ岳)の特異前兆のみが継続。
- CH21(八ヶ岳)に若干の変化が見られる。直前特異が出現する可能性もある。
- 第24ステージの前兆関係を見直し。各前兆の出現状況から 7月5日± が算出される(地震発生または次の極大)。前提条件となる前兆終息時期は以下のとおり:
- 6月28.6日終息 → 7月4日発生
- 6月29.3日終息 → 7月5日発生
- 6月30.1日終息 → 7月6日発生
- 6月30.8日終息 → 7月7日発生
- 7月01.6日終息 → 7月8日発生
- 今後の前兆の変化を注視し、現在の認識が正しいかを判断して続報する。
串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
関連記事
- 串田氏 ― 福島県沖M5.6の予測に成功 (17年3月1日)
- 跡津川の地下水位と歪み ― 岐阜県飛騨市 (17年3月11日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-150) (17年4月20日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-151) (17年4月28日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-152) (17年5月5日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-153) (17年5月6日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-154) (17年5月13日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-155) (17年5月14日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-156) (17年5月18日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-157) (17年5月20日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-158) (17年5月23日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-159) (17年5月27日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-160) (17年6月3日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-161) (17年6月11日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-162) (17年6月19日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-163) (17年6月21日)