2017年6月5日月曜日

えびの高原硫黄山の噴気地点拡大、新たな熱水も


5月9日付「えびの高原硫黄山で噴出物確認」の続報です。

霧島連山えびの高原の硫黄山(地図)で、6月4日に東京大学地震研究所がおこなったドローンを使った現地調査によると、噴気地点がこれまでよりやや拡大。同日の気象庁の現地調査では、硫黄山の西南西側にある噴気孔の内部で新たに熱水を確認したとのことです:

気象庁の「霧島山 有史以降の火山活動」には硫黄山の噴火が2件記載されています。1件目は1300年ごろから1500年ごろの間で火砕降下物をともなうマグマ噴火、2件目は1500年ごろから1700年ごろの間で火砕降下物と溶岩流をともなう中規模のマグマ噴火です。


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