昨夜のフジテレビの番組「ニュースな晩餐会」に八ヶ岳南麓天文台の串田氏が出演していたようですね。私は見逃しましたが。
新聞のテレビ欄から拾うと「次の大地震はいつ来るのか? 専門家と大激論 地震予知は必要か?」となっています。この番組に対して東京大学のロバート・ゲラー教授が大憤激です。以下は教授のツイートです:
以下は、上記番組に基づいた記事です:
記事のタイトルに「来年2月中旬に近畿で発生」、記事中に「地震予知の研究家『串田嘉男』さん(串田氏)がテレビの放送で、来年の2月中旬にマグニチュード7~8の地震が近畿に発生すると発表しました」、サブタイトルに「発生は来年2月中旬!」などと断定調で書いてあります。1ヶ所だけ、括弧をつけて「放送時に極大期が収束した場合に限る」と断っているものの串田氏の手法や予測を誤解させる内容です。
地震発生時期を2月中旬と断定的に書いたり、「極大期が収束した場合」(正しくは前兆が終息した場合)と注釈したり ―― 記事を書いたライターは、串田氏の著書を読んだこともなければ、串田氏の手法を理解してもいないようです。
以下は10月22日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-39)」に引用した串田氏の文言の再掲です:
小生の観測しているNo.1778前兆=近畿圏地震の可能性推定前兆について、○○月○○日発生などと云う報道があったとしましたら、それは報道の仕方が間違っています。私は、取材があった場合(取材なく報道されているものもあるようです)、例えば11月発生の可能性につきましても「08月中旬までに前兆が消えれば」という条件を必ず言ってきましたし「消えなければ、より先になり、前兆が消えたら発生時期を計算できます」と必ず言って参りました。○○月○○日発生と言い切ったことは一度たりともありません。
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