2020年11月11日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-226)

 
八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 11月10日17:00付で更新情報を出しています:

7月以来約 4ヶ月ぶりの更新情報です。この間も「地震前兆検知公開実験」の参加者にはメールや Fax で頻繁に情報が提供されていたのですが、一般公開の更新情報は久しぶりです。

今回の更新情報をまとめると次のとおりです:
  • 現時点での最終極大は 10月25日の櫛歯前兆(基線から数十秒ごとに突出する短い変動によって観測波形が櫛の歯状になる前兆; 火山活動や浅い地殻地震、群発地震の前に出現)。11月23日ごろまで継続する見込み。

  • もっとも早い可能性は、11月23日前後に前兆終息、12月3日前後に地震発生。終息が観測されない場合は再考。

  • 10月25日の櫛歯前兆は八ヶ岳南麓天文台(地図)と秋田観測点の複数の観測装置に出現。これらとその他の特異変動からは、浅間山、草津白根山、榛名山を含む領域が推定される(更新情報の図2参照)。この領域は、以前から推定している領域(更新情報の図3参照)と調和的。

  • 11月23日前後に前兆終息が観測されるかを確認して続報する。

推定時期12月3日±2日(11月23日± に前兆終息することが前提、前兆終息が観測されない場合には再考)
推定時刻 午前9時30分±1時間30分 または 午後5時±3時間
推定震央領域 続報 No.290」所載の図2、図3を参照
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震、火山近傍の可能性が高い


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