カグラザメの捕獲が新潟県や青森県でありましたが、以下の記事には、カグラザメが捕獲されたあとにM6以上の地震が発生した事例が5つ挙げられています:
5つの事例の難点は、カグラザメが捕獲された場所と地震が発生した場所がかなり離れていることです。また、こういう事例を専門家に見せると必ず指摘されるのが、「カグラザメが捕獲されたのに地震がおきなかったケース」、「カグラザメが捕獲されていないのに地震がおきたケース」なども比較しないと相関を云々することはできないという点です。
カグラザメにも当てはまるかは確認していませんが、サメ類の頭部には微小な電位差を感知することができる器官(ロレンチーニ器官)があります。カグラザメは深海の海底近くで生活しているらしいので、地震に先行して地殻に生じる何らかの電気的な変化を感じ取っているかも知れません。
以下はこのブログで取り上げたカグラザメの捕獲情報です:
- 巨大深海ザメ捕獲 ― 新潟県佐渡市 (14年2月16日)
- カグラザメ捕獲 ― 青森県むつ市 (14年3月1日)
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