3月7日午前6時29分(日本時間)、アポロ型小惑星で地球近傍小惑星に分類される〝2014 EC〟が地球に 0.16LD まで接近します(1LD=地球から月までの平均距離)。この小惑星は3月5日に発見されたもので、直径は 10m と推定されています。最接近時の地球との相対速度は秒速15.9km(時速約5万7000km)です。
発見から間もないため観測数が少なく、軌道計算には不確実さがともなっています。最接近の時刻には27分ほど、接近距離にも0.154~0.169LDの幅があります。
この小惑星は2025年に地球に衝突する可能性があり、現時点でその確率は 270万分の1 とされています。今後、観測数が増えて軌道計算の精度が上がれば確率は低下すると思われます。
小惑星 | 直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (*) |
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2014 EC | 10 | 3月7日 06:29 | 0.16 |
(*)地球から月までの平均距離=1
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