2019年1月9日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-195)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 1月8日16:30 付けで更新情報を出しています ―― No.1778 前兆群はすべての前兆が終息したと認識、別に大変深刻な地震発生の可能性(No.3061前兆群)あり:

以下は今回の更新情報のまとめです(推定時期と推定時刻が変更されています) ――

推定時期2019年2月4日±2日(または 2月4日±1日)に発生の可能性
今後の前兆の出現状況によって修正する可能性あり。
推定時刻 午前9時30分±1時間
推定震央領域 「続報 No.252」所載の地図参照
点線内は大枠推定領域、太線内は可能性が高い領域、斜線部分は火山近傍前兆が出現していることを加味した場合。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の浅い陸域地殻内地震(火山近傍の可能性が高い)


▼ 現状
  • CH21(八ヶ岳)2018年12月17日昼前に長期にわたって継続していた特異状態が終息、12月19日からは静穏正常基線を描き基線電圧値も正常。その後、12月22.7日と1月5.0日に完全な糸状ではないものの特異状態が出現(直前特異)。

▼ 考察
  • N0.1778 前兆群は 2008年7月から10年半継続して出現。観測歴上最長。歪み速度の小さい領域の地殻内地震を示している。通常の前兆は、長くても数ヶ月~数週間、あるいは数日程度で地震発生に至る。

  • CH21(八ヶ岳)の正常基線復帰、および CH34(八ヶ岳)の終息(11月20に以降に同観測装置に現れた変動は別地震に対応)をもって、N0.1778前兆群はすべての前兆が終息したと認識。

  • N0.1778 前兆群の極大は、2018年5月19.0日、8月6.5日、10月2.0日。これら3つの極大を CH21 の終息(12月19日)および2つの直前特異(12月22.7日と1月5.0日)と対応させて、経験則[極大~地震発生]:[終息~地震発生]= 3.9:1 および[極大~地震発生]:[直前特異~地震発生]= 6:1 を適用すると 2月3日± および 2月4日± を得る。

  • CH34(八ヶ岳)の基線幅増大BT(Baseline Fluctuation)からも 2月4日± が算出される。

  • No.1778前兆とは別の大変深刻な地震発生の可能性(No.3061前兆群)ついて ―― 昨年11月初旬から新たな前兆が出現、12月に極大を観測。12月中旬過ぎには別形態の前兆も出現し始め、現在も継続中。No.1778 前兆の対応地震をはるかにしのぐ規模。1月13~14日ごろまでに前兆が終息した場合は No.1778 対応地震よりも早く発生する可能性あり。情報を一般公開すべきか検討中。

「大変深刻な地震発生の可能性」とは、「続報-194」に伝聞情報を紹介した東海・東南海地震のことだと思われます。


串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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恒星間天体オウムアムアの航跡


恒星間天体(恒星間宇宙船?)オウムアムアの航跡(拡大)。地球から見た天球上の移動経路です。こと座(LYRA)のアルファ星ベガの方向から飛来して、ペガスス座(PEGASUS)の方向に去って行きました。2度と太陽系に戻ってこない双曲線軌道をたどっていますが、太陽や惑星の重力だけでは説明できない軌道のズレも観測されています。こと座やペガスス座のところで渦を巻いているように見えるのは、地球の公転の影響だそうです:

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2019年1月8日火曜日

サラワクイルカ(?) 漂着 ― 高知県四万十市


1月3日朝、高知県四万十市平野(地図)の海岸に、イルカが打ち上げられているのが見つかりました。すでに死んでいました。体長 1.4m で、熱帯から亜熱帯に棲息するサラワクイルカとみられています。「日本では発見例が少ない」:

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冥王星探査機 New Horizons が撮影した Ultima Thule の画像の公開が途絶えていますが、その理由は ・・・

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2019年1月7日月曜日

モルッカ海のジッパー閉じテクトニクス


1月7日午前2時27分ごろ、インドネシアのモルッカ海中央部で大きな地震がありました。気象庁の発表では M7.0、米国地質調査所(USGS)の発表では M6.6、震源の深さ 60km です(震央地図)。

モルッカ海のプレートテクトニクスは特殊です。震央地図を見るとわかるように、モルッカ海にはその東縁と西縁に沈み込み帯があります。モルッカ海の海底の岩盤は東と西の両方向に沈み込んでいるのです。海底が東西両方向に沈み込み、東側と西側にある島弧が近づいてくるため、モルッカ海はいずれ消滅すると予想されています。

モルッカ海の北端部(フィリピン・ミンダナオ島南沖)では、すでに東西の沈み込み帯が融合して、これまでに沈み込み帯で形成された付加体が集積しています。沈み込み帯の融合は次第に南下するとみられており、北から南に向かってファスナーを閉じるように海が消滅していくと予想されており、「ジッパー閉じテクトニクス」と呼ばれています。

モルッカ海の北に位置するフィリピン諸島も過去にはモルッカ海と同じような状況にあったのですが、ジッパー閉じテクトニクスによって海が閉じ、東西の島弧が衝突して現在のような形になったと考えられています。

モルッカ海の海底を東西方向に切った断面で見ると、海底の岩盤は東西両方向に沈み込んでいるため、「ヘ」の字のような形をしています。今回の地震は「ヘ」の頂点付近の深さ 60km で発生した逆断層型です。頂点付近では「ヘ」の厚さは 100km 余りあるようです。板を「ヘ」の字型に折り曲げるとき、板の上側では張力、下側では圧力がかかります。今回の地震はそのような下側の圧力によって発生したのではないか、と私は考えています。

参考書: 『プレート収束帯のテクトニクス学』、木村学、東京大学出版会、2002


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2つの小惑星が地球と月に接近・通過


2つの小惑星が地球と月のそばを通過して行ったことがわかりました:

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2019 AW2
アポロ群
24~53 (地球)12月28日 21:25
 (月)12月29日 00:32
0.43
1.24
2019 AH3
アポロ群
7~15 (地球)1月6日 07:59
 (月)1月6日 14:35
1.33
1.43
(1LD=地球から月までの平均距離) 

AW2 は1月3日に、AH3 は1月4日に発見されました。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

最接近時の地球との相対速度は、AW2 が秒速 14.0km(時速約 5万1000km)、AH3 が秒速 18.0km(時速約 6万5000km)です。

AW2 の接近時刻には、地球に対して ±3時間18分、月に対して ±3時間4分の誤差が見込まれています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2019年1月6日日曜日

2019年1月3日熊本県熊本地方の地震


文部科学省の地震調査研究推進本部が1月4日に出した資料です:

以下は上記資料からの抜粋です:
  • 発震機構は南北方向に張力軸を持つ横ずれ断層型
  • 震源断層は北西-南東方向に伸びる左横ずれ断層
  • 余震は北西-南東方向に約4kmにわたって伸びるほぼ鉛直な面上に分布
  • 地震に伴う明瞭な地殻変動は見られない
  • 震源域は別府-島原地溝帯周辺で、九州地方北部と南部を引き伸ばす張力が働き、発生する地震の多くが正断層型や横ずれ断層型となる特徴がある

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定置網にリュウグウノツカイ ― 京都府宮津市


12月25日、京都府宮津市田井(地図)沖の定置網にリュウグウノツカイがかかりました。体長 171cm。「田井の定置網では年間数匹かかる」:

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小惑星 2016 AZ8 が地球に接近、衛星を発見


小惑星〝2016 AZ8〟が1月7日に地球に接近します。それに先だってプエルトリコにあるアレシボ天文台がレーダーによる観測をおこなった結果、同小惑星は衛星を伴っていることがわかりました:

この小惑星はアポロ群に分類されています。直径は、これまでその明るさから 170~380m と推定されていましたが、今回のレーダー観測によって 400m 以上であることが判明しました。また、衛星は小惑星から少なくとも 400m 離れた軌道を周回していることもわかりました。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2016 AZ8>400 (地球)1月7日 15:41 11.59
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星の接近時の地球との相対速度は秒速9.1km(時速約3万3000km)と計算されています。


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2019年1月5日土曜日

亥年と大災害


慶長三陸地震(1611年)、宝永地震+富士山大噴火(1707年)、桜島大噴火(1779年)、関東大震災(1923年)、カスリーン台風(1947年)、伊勢湾台風(1959年)、日本海中部地震(1983年)、阪神淡路大震災(1995年)などなど、知名度の高い大災害が亥年に発生しています。「富士山大噴火は『亥の砂降り』、その49日前に南海トラフ域で発生した宝永地震は『亥の大変』とも呼ばれ、日本の災害史に『亥』を刻んだ」:

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