八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 9月23日15:30 付けで更新情報を出しています ―― 前兆が継続、9月27日± 地震発生を否定:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.248 (PDF形式)
以下は今回の更新情報のまとめです ――
推定時期 | 前兆が完全に終息するまで確定できない。 前兆が終息した後に計算予定。 |
推定時刻 | 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間 |
推定震央領域 | 「続報 No.248」所載の地図参照 太線内は可能性が高い領域、斜線部分は火山近傍前兆が出現していることを加味した場合(火山から約40km以内)、点線内は前兆に影響を与えているFM放送局を誤認している場合も含めた大枠推定領域。 |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 |
推定地震種 | 震源の深さ20km以浅の陸域地殻内地震(火山に近い地域の可能性がある) |
▼ 現状
- 9月23日午後現在、八ヶ岳の3観測装置(CH17、CH20、CH21)に特異前兆が継続出現している。
▼ 考察
- 前兆の動向をあらゆる組み合わせで検討してみたが、確実と言える[初現~極大]または[極大~終息]の関係が見いだせなかった。
- しいて地震発生の可能性をあげるとすれば、CH02(八ヶ岳)の初現・終息と、A6(秋田観測点)のPBF極大である4月16.8日から算出される10月24日±。
- 前兆が今後数ヶ月にわたって継続することは非常に考えにくい状況。
- 前兆の終息を観測した後に発生時期を計算する。これまでの前兆関係認識が誤っていたことを謝罪。
注: PBF=Periodic Baseline Fluctuation 基線の周期的なうねり変動、典型的な地震前兆波形
串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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