2025年2月22日土曜日

カナリア諸島で何かが起こる?

 
アフリカ大陸の北西岸に近い大西洋上にあるスペイン領の火山島群・カナリア諸島で、深海魚の出現が相次ぎました。
 
 
▼ 1月26日、テネリフェ島(地図)沖で海面近くをブラック・シーデビル(black seadevil、和名はペリカンアンコウ)が泳いでいるのが目撃・撮影される。「ブラック・シーデビルは通常、水深 200メートルから 2000メートルの暗い深海に生息する」、「成体のブラック・シーデビル(深海のアンコウ、Melanocetus johnsonii)が白昼、海面で生きた状態でいるのが世界で初めて記録された目撃例かもしれない」:
 
▼ 2月10日、ランサローテ島(地図)のプラヤ・ケマダ(地図)の海岸にリュウグウノツカイが漂着。「地震や自然災害の予言という神話的な評判から、しばしば『終末の魚と呼ばれる。2011年の地震の数ヶ月前には、日本の海岸で 20匹のリュウグウノツカイが発見された」、「地震が発生すると岩石に圧力がかかり、静電気が発生して電荷を帯びたイオンが水中に放出される可能性があるからです(中略)これにより有毒な化合物である過酸化水素が形成される可能性があります。帯電イオンは有機物を酸化させることもできるため、魚を死滅させたり、深海から海面に浮上させたりする可能性があります」: