2019年1月24日木曜日

アイスランド Heimaey 島の噴火


1973年1月23日、アイスランド南部の Heimaey 島(地図)で、それまで知られていなかった亀裂から割れ目噴火が始まり、全島民約5000人が島外に避難しました。その間も、海水をポンプでくみ上げて溶岩流に散布しその速度や方向を制御する試みなどが続けられました。噴火は6ヶ月にわたって続き、Eldfell 山と名付けられた新しい火山が誕生しました。島民の帰還は噴火終息から1年以内に始まり、現在の島の人口は約4500人とのことです:

割れ目噴火や全島避難という点では1986年の伊豆大島三原山の噴火、居住地域のすぐそばでの噴火という点では1977年と2000年の有珠山の噴火が思い起こされます。


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