2012年2月21日火曜日

オーロラの下の火山噴火 ― アイスランド


オーロラが輝く夜空の下で続く火山噴火を撮影した写真集を、イギリスの『デーリー・ミラー』紙のサイトが2月21日付で掲載しています。

写真は、イギリスの若手写真家が2010年3月から4月にかけての1週間ほどの間に、Fimmvorduhals pass(地図)という登山道(?)から撮影したものです。地図のマークの左上の白い部分がエイヤフィヤトラヨークトル氷河、右上がカトラ山の氷冠です。撮影時期はエイヤフィヤトラヨークトルの噴火が始まって間もないころになります。この後、4月中頃からは噴火が激化し、その噴煙によって欧州の航空路が大混乱に陥りました:

カトラ山については、カルデラ直下でマグマの貫入を疑わせる群発地震が発生したり、山体深部で火山性微動が観測されマグマの移動や氷河の下での熱水活動が推定されたりといった事象が散発的に起きていますが、まだ明確な噴火の兆候は捉えられていません。


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