2012年2月29日水曜日

震災を予言した?詩 「未来少女」


この詩が震災を予言したことになるのかよくわかりませんが、『岩手日報』の記事です。「あの日に去った少女は青き海のかなた/深き海に見えるあの記憶は貝に」:

【5月18日追記】 上の記事はすでにリンク切れとなっていますので、一部を以下に引用します:
東日本大震災で行方不明となった大槌町末広町の陶芸家小川延海(のぶみ)さん=当時(67)=が被災前に残した海にまつわる意味深な詩が、名古屋市で3月開かれるポエム・フェスティバルin名古屋で展示される。小川さんは何かを察するかのように「地震で大変なことになる」と周囲に語っていたといい、作品に込められたメッセージとは何か、関係者は思いをめぐらせている。
小川さんは2010年11月ごろ、名古屋市の編集者水内喜久雄さん(60)が携わった詩集の感想文と共に自作の詩を送った。以来、手紙の交流を重ね、昨年3月10日「最後」となる3編の詩が水内さんに届いた。
このうち題名「未来少女」は「過去となったあの少女は何を想う」で始まり「あの日に去った少女は青き海のかなた/深き海に見えるあの記憶は貝に」などと海と少女の世界を表現している。

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