2009年11月26日木曜日

台風 22号 (ニーダ) は日本に向かうか?

季節外れの台風 22号は、『デジタル台風』のサイトによると、 「24日 21時から 25日 21時までの 24時間に 80hPaも中心気圧が低下(台風としては発達)しました。これは歴代 7位タイの記録で、台風 198310号の 24時間で -90hPaという記録以来、ほぼ 25年ぶりの歴史的な急発達」 とのことです。現在の中心気圧は、最低だった 905 hPa から少し上昇して 910hPa となっています(気象庁の 26日 15時実況)。

5日後までの中心位置の予報円をみると、ほとんど同心円となっており、今後どの方向に進むかわからない状態となっています。TV番組の気象予報士の話では、今後、北上して日本列島に近づく可能性は低く、東か西に向かうだろうとのことです。この季節の日本列島は、西から東に向かう強風域になっているので、台風が近づいて来られないのだそうです。

台風 22号の現在位置は 東経 140度、北緯 15度です。過去の台風(1951年 ~ 2009年)の中で、11月中にこの位置付近を通過したもの 47件の進路を、『デジタル台風』のサイトで描いてみました(50件を指定して検索したのですが、条件に合致したものが 47件でした):
たしかに、北上して日本列島に近づくものは少ないようです。47件のうち、日本列島に上陸したのは、1990年の 台風 28号だけです。以下は同台風の進路、中心気圧の変化などの情報です: