2026年5月4日月曜日

アリは地震を予知できるのか?


Britannica』の記事です。アリの行動と地震の関係を探る 2人の研究者を紹介しています。「断層線上に生息するアリのコロニーを観察することで、いつの日か地震を予知できると期待する科学者」:
 
地質学者のウルリッヒ・シュライバー博士は、アリは常に断層線上に巣を作るという説を提唱しています。地殻の亀裂や断層からは、定期的にガスが漏れ出ています。もしこの博士の説が正しければ、アリの巣には特定のガスが高濃度で含まれているはずです。
 
ベルリンのフンボルト大学動物心理学部門で昆虫の知覚について研究を行っているシュテファン・ヘッツ博士は、アリが実際に地殻の下から発生するガスを感知し、識別できるかどうかを解明しようとしています。実験ではアリたちはガスが放出されている場所に集まりました。
 
ヘッツ博士「昆虫は特定のガスの存在を感知すると、一瞬動きを止めます。何かが起こっていることに気づき、それまでしていた行動を中断するのです。そして、温度差も関係しています。彼らはごくわずかな温度変化さえも感知できるのです」