前回の更新情報(No.377、11月17日20:00 付け)では次のように推定されていました ——
前回までの更新情報では、火山性変動などを中心とした前兆変動は「別形態変動」と認識していた。しかし、火山性変動の中心は11月1.5日で、同期特異変動など他の前兆変動の極大と同じ時期 → 2つの前兆変動群は同一現象を表していると認識。
初現 10月9.0日、極大 11月1.5日に経験則[初現〜地震発生]:[極大〜地震発生]= 20:13 を適用 → 12月15日±3日に地震発生
上記認識が正しい場合は、前兆変動の静穏化は 12月4日±3日、12月中旬近くまで対応地震発生の可能性はなく安全。
今回の更新情報(No.378)では以下のように書かれています ——
12月4日±3日には前兆変動が静穏化しなかった →
- 現時点では 12月21日以前に対応地震が発生する可能性は否定される。
- ステージ 29の初現が 10月9日ではなかったことになる。
ステージ 29の前兆変動はステージ 28と並行出現しており、明確な初現が確定できない → 現在の前兆変動が完全終息するまで、対応地震の発生時期を推定することは困難。前兆変動の静穏化を待つ必要がある。
- 12月11日前後に前兆変動が静穏化した場合 → 12月24日±3日に対応地震発生の可能性
- 12月16日ごろまで前兆変動が継続した場合 → 対応地震発生は年末ごろとなる可能性
推定日 | 12月24日±5日 前兆変動の静穏化確認後に修正予定 |
推定時間帯 | 09:00±2時間 または 18:00±3時間 午前09時~11時の可能性が若干高い |
推定震央領域 |
「続報 No.378」所載の図2 参照 太線領域内=大枠推定領域 斜線領域=可能性が考えやすい推定領域 震央が火山近傍領域である可能性が高い 弧線A~B以南は考えにくい 直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。今後噴火変動が観測された場合は続報予定。 |
推定規模 | 主震:M8.0 ± 0.3 複合の場合:M7.4±0.3 + M7.3±0.3 など (余震を含まない大型地震の断層長が合計で約150km程度となるような複合地震活動の可能性) |
推定地震種 | 震源が浅い陸域地殻内地震 |
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
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