7月31日01時47分ごろ、東京都23区を震央とする最大震度 3の稍深発地震がありました(震央地図)。気象庁の速報値では M4.7、震源の深さ 120km、防災科学技術研究所の AQUA システムでは M4.7、深さ 119km です。後者の震源球によれば、横ずれ断層に起因する地震だったようです。
Credit: 防災科学技術研究所 AQUA システム メカニズム解カタログ |
震源付近では、沈み込んでいるフィリピン海プレートの上面が 25〜30km 付近、太平洋プレートの上面が 100km 弱の深さにあります。したがって、今回の地震は、沈み込んでいる太平洋プレートの内部で発生した可能性が高いようです。
関連記事
- 首都直下で稍深発地震 M4.6 (21年11月20日)
- 再び首都直下で稍深発地震 M3.4 (21年12月1日)
- 首都直下で有感地震 M2.5 (21年12月8日)
- また首都直下で有感地震、最大震度3 (21年12月30日)
- 神奈川県東部で稍深発地震、最大震度3 (22年2月2日)
- 首都圏で相次ぐ揺れ (22年2月5日)
- 東京湾で稍深発地震 (22年2月19日)
- 東京競馬場直下で稍深発地震 (22年5月4日)
- 東京・新宿区直下で稍深発地震 (22年12月10日)
- 神奈川県東部で稍深発地震 (23年11月10日)
- 東京都23区で稍深発地震 (24年4月4日)