▼ 北海道南西沖地震 1993年(平成5年)7月12日22時17分 M7.8、震源の深さ 35km、最大震度 5(震央地図)。地震発生から 5分後に大津波警報が出されたが、 奥尻島(地図)ではその前に津波が到達。
(以下『理科年表』)地震に加えて津波による被害が大きく、死 202,不明 28、傷 323。特に地震後間もなく津波に襲われた奥尻島の被害は甚大で、最南端の青苗地区は火災もあって壊滅状態。夜 10時すぎの闇のなかで多くの人命、家屋等が失われた。津波の高さは青苗の市街地で 10m を越えたところがある。