7月19日ごろから震央地名「岩手県内陸北部」を震源とする地震が多発しています。19日には M4.0、深さ 10km、最大震度 4,28日には M4.2、深さ 10km、最大震度 4 の地震が発生しました。
以下は、7月15日以降に「岩手県内陸北部」で発生した地震数です。無感地震を含みます。ほとんどの地震は深さ 10km 前後の浅いところで起きています:
日付 | 地震回数 |
---|---|
7月15日 |
0 |
7月16日 |
1 |
7月17日 |
4 |
7月18日 |
7 |
7月19日 |
89 |
7月20日 |
47 |
7月21日 |
27 |
7月22日 |
26 |
7月23日 |
5 |
7月24日 |
10 |
7月25日 |
3 |
7月26日 |
6 |
7月27日 |
4 |
7月28日 |
147 |
7月29日 |
14 |
以下の図は、7月27日09:00から24時間に発生した地震の震央を示しています(気象庁「震央分布」より)。七時雨山北麓の狭い領域で起きていることがわかります。七時雨山は田代平カルデラを擁する火山で、約 110万〜90万年前に活動したとされています: