4月18日付「大西洋中央海嶺の活動 — アイスランド」の続報です。
アイスランド南西部のレイキャネス半島で3月19日に始まった噴火は、1ヶ月以上が経過した現在も続いています。アイスランド気象庁の4月21日付の情報によると、噴火開始以来次々に開いた亀裂のうち、最も北にある亀裂の噴火活動は止まっているとのことです。これが噴火活動全体の低下を意味するのか否かはわからないが、他の亀裂の噴火活動は続いており、溶岩の流出量はやや増えている、とのことです。
以下のツイートは時間の経過とともに溶岩の成分が変化していることを伝えています。
「溶岩の組成は、時間とともに変化しています。噴出した溶岩は、より深いマントルでの融解を示す組成に変化しており、部分融解の度合いは低くなっています」:
You heard it here first! The composition of the #Geldingadalir lava is changing over time! The erupted lavas are changing towards compositions that indicate melting at greater mantle depths and lower degrees of partial melting. #geology #iceland #icelandvolcano #geochemistry pic.twitter.com/WN0hX9Luyv
— Edward Marshall (@Tetraheedra) April 22, 2021
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