【最新の予報に基づいて 2020 TF6 の接近時刻と誤差を修正しました。10月19日】
【最新の予報に基づいて接近時刻と誤差を修正しました。10月18日】
10月18日から20日にかけて、4つの小惑星が地球と月に相次いで接近します。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時(日本時間) ±誤差(分) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2020 TG6 | 4~9 | (地球) 10月18日 03:03 <1 (月) 10月18日 07:47 ±1 |
0.36 0.61 |
2020 TH6 | 5~10 | (地球) 10月18日 21:50 <1 (月) 10月19日 08:57 ±2 |
1.80 2.21 |
2020 TE6 | 8~18 | (地球) 10月19日 04:19 ±2 (月) 10月19日 08:41 ±2 |
0.60 0.29 |
2020 TF6 | 9~19 | (地球) 10月20日 04:24 ±2 (月) 10月20日 08:14 ±2 |
0.40 0.73 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
4つの小惑星はいずれも 10月15日に発見されたもので、アポロ群に分類されています。
接近時の地球との相対速度は、TG6 が秒速18.8km(時速約6万8000km)、TH6 が秒速6.5km(時速約2万3000km)、TE6 が秒速10.7km(時速約3万9000km)、TF6 が秒速12.7km(時速約4万6000km)と予報されています。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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