下の図は、気象庁が3月6日に発表した「平成27年 No.10 週間火山概況 (平成27年2月27日~3月5日)」に掲載されているものです。今年1月1日ごろから桜島の山体膨張が大きくなっていることを示しています:
桜島 有村観測坑道の傾斜変動と伸縮変動(2014年12月1日~ 2015年3月5日) Credit: 気象庁 |
桜島と鹿児島湾を包含する巨大カルデラである姶良カルデラも、今年1月ごろから膨張を再開しています。以下は、気象庁が毎週発表している「週間火山概況」から抜き出した姶良カルデラに関する記述ですが、徐々に変化しています:
- 平成27年 No.01 週間火山概況 (平成26年12月26日~平成27年1月1日)
- 平成27年 No.06 週間火山概況 (平成27年1月30日~2月5日)
- 平成27年 No.09 週間火山概況 (平成27年2月20日~2月26日)
「姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の膨張を示す伸びの傾向は、2013年6月頃から停滞していますが、長期的には膨張が進行してきており、(後略)」
「姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の膨張を示す伸びの傾向は、2013年6月頃から停滞していますが、長期的には膨張が進行しており、(後略)」
「姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の膨張を示す伸びの傾向は、2013年6月頃から停滞していましたが、2015年1月から伸びの傾向を示しています。」
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