東京大学・ゲラー教授(地震学)のツイートから:
あまり広く知られていないが、津波痕跡の地質調査を行い、貞観津波はドでかいと示した研究論文の1つは1990年に東北電力の地質チームによって公表された。https://t.co/MH5l6nTa2Uこれを高く評価すべきだ。東京電力はこれを受けて福一で対策を取らなかったことは残念だ。
— Robert Geller (@rjgeller) 2015, 3月 2
「ポーズ」ではないと思います。東北電力は女川原発でおれなりの安全対策をとりました。その結果として(多少の幸運があったと言えども)女川原発は3.11の地震と津波を無事で耐えられました。東電と対照的ですね。 @mukirakamau
— Robert Geller (@rjgeller) 2015, 3月 3
なお、東北電力の論文は、リンク先では「公開日 2010/03/11」となっていますが、これは電子媒体での公開日です。学会誌「地震」に掲載されたのは1990年のことだそうです。
東北地方太平洋沖地震の震央から女川原発までは123km、福島第一原発までは178km。女川の方が震央にはるかに近く、地殻変動も大きかったにも関わらず・・・
今もぬくぬくと暮らしている東京電力の当時の幹部、少なくとも会長と社長は畳の上で安らかに死ぬようなことがあってはならないと思います。泥まみれ、放射能まみれになって、のたうち回るような死に方でないと被災者は納得できないのではないでしょうか。
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