京都大学元総長の尾池和夫氏の新著です。「あえて目立つタイトルにした。大いに戸惑い、物議を醸し、議論をしてその日に備えてほしい」とおっしゃっています。売らんかなの下心が見えるようですし、この種の本としては値段も高めです:
アマゾンの「内容紹介」には次のように書かれています:
南海トラフに起こる次の大規模な地震は、2038年頃になると予測されている。このような長期予測が巨大地震について公表されている実例は、今のところ一つだけで、そのような地域は世界的に見ても珍しい、というよりも、他にはない。この本の第一部では、そのような予測の内容とその根拠を示して、南海トラフの巨大地震の震災、とくに津波災害に備える必要のある方々に参考にしていただきたい。第二部には、高知新聞の「視点」の欄に、2002年4月から、2014年10月まで、63回にわたって連載されたエッセイを再録した。
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