5月3日10時過ぎから岐阜県飛騨地方で頻発した地震について、気象庁が5月9日に発表した「平成26年 No.19 週間火山概況 (平成26年5月2日~5月8日)」には焼岳(地図)に関する情報として以下のように書かれています:
3日10時過ぎから焼岳山頂の北側数kmを震源とする地震活動が活発化し、高山市栃尾と松本市安曇で最大震度3を観測したほか、体に感じる地震も多発しました。その後、地震活動は次第に低下してい ます。この期間、地殻変動や北峰付近及び岩坪谷上部の噴気の状況等に特段の変化はありませんでした。
添付されている日別地震回数のグラフによれば、5月3日には約3000回、4日には600回超、5日には200回超の地震が発生していますが、それ以降は100回未満に落ち着いているようです。
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