13年5月20日付 「特許『地震・火山噴火予知方法』」 で紹介した村井俊治・東京大学名誉教授が、5月5日早朝に発生し東京で最大震度5弱を記録した伊豆大島近海地震(M6.2)を予知していたとのことです。4月9日「かなり歪みが貯まってきました」「首都圏は要注視」、4月16日「東京都の秋川や神奈川県の川崎などで相当大きな隆起が見られます」、4月23日「首都圏周辺で小地震が頻発してきた」と注意喚起:
当該地震は深さ160kmのスラブ内で発生した地震。一方、村井氏が予知に使っているデータはGPSで測定した地表の変動です。深さ160kmで起きている応力の変化が地表まで伝わるものでしょうか。それも、間にある複数のプレートを経て。
以下は、村井氏に関するこのブログの過去の記事です:
- 特許「地震・火山噴火予知方法」 (13年5月20日)
- 鹿児島県北西部にM6級地震の兆候 (13年7月26日)
- 来年3月までに南海トラフ巨大地震? (13年11月19日)
- 南海トラフ巨大地震「春までに起きる可能性」 (14年1月26日)
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- 2014年末までに南海トラフで巨大地震発生 ― ロシアの科学者が予測 (補足) (13年4月16日)
- 2014年末までに南海トラフで巨大地震発生 ― ロシアの科学者が予測 (補足-2) (13年4月16日)
- 2014年末までに南海トラフで巨大地震発生 ― ロシアの科学者が予測 (補足-3) (13年4月20日)
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