下記の『週刊誌スクープ大賞』では、ワースト第1位に『週刊ポスト』誌の「またも当たった! 東大名誉教授驚異の『地震予測』はこうすれば読めます」と題する記事を挙げています:
「東京大学名誉教授」とは、このブログでもたびたび採り上げている村井俊治氏のことです。なぜワースト1位なのかという点については上記を読んでいただくとして、引用されている村井氏の予測の方を紹介したいと思います:
「2月7センチにも及ぶ地表の上下動が観測されていた高山を中心に、ゴールデンウィーク頃から地震が増えている岐阜県周辺は引き続き注意が必要です。(中略)現時点で注意が必要なのは、北海道の函館の周辺です。今、全国的に基準点の短期の動きはほとんど目立たないのですが、今週届いた記録では函館にだけ動きが確認されました。函館だけではなく道南の広い地域で警戒が必要です」
また、津軽海峡を隔てた青森でも注意が必要だと村井氏は語っている。注意するに越したことはないが。
なお、村井氏が2014年3月までに起こるとしていた西日本の大地震は、5月18日夜10時からフジテレビで放送された「Mr.サンデー」という番組によれば、3月14日に発生した伊予灘地震(M6.2、震源の深さ78km、最大震度5強)が該当するのだそうです。
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