2014年5月14日水曜日

5月5日の伊豆大島近海地震は予知されていた? (続報)


5月10日付「5月5日の伊豆大島近海地震は予知されていた?」の続報です。

村井俊治・東京大学名誉教授が、5月13日午前8時35分ごろに千葉県西部で発生した最大震度4の地震(M4.9、深さ約80km、気象庁資料)も予知していた、という内容の記事です。5月7日付のメールマガジンで 「累積歪の大きさから判断すると引き続き注意をしておいたほうがいいでしょう」と言及していたとのこと。ずいぶん曖昧な内容です。これが予知と言えるのでしょうか:

この13日の地震も震源の深さが約80kmと深く、村井氏が予知の根拠としているGPSで測定した地表の変動に影響がでるとは考えにくいと思います。村井氏が捉えている地表の変動は、もっと浅いところでこれから起きる別の地震の前兆ということかも知れません。


関連記事