2011年3月13日日曜日

原子力発電所の爆発の瞬間


日本の報道ではどういうわけか見かけない画像や動画が、海外のメディアには掲載されています。自主規制が行われているのでしょうか:

原発の周辺で警備に当たる警察官の服装:

以下の記事では、上から 1番目の動画に福島第 1原発 1号機の爆発の瞬間が写っています (36秒付近と 3分 30秒付近)。灰色の煙が地面を這うように広がったあと、爆発の衝撃波が広がり、噴煙が北に向かって流れていく様子が見てとれます。2番目の動画にも大量の噴煙が流れている様子が写っています:

NHK などの報道を私が見た範囲では、爆発の瞬間の動画はなく、爆発前と爆発後の骨組みだけになった建屋の比較写真しか使っていません。

この爆発で原発の従業員 4人が負傷したが、4人とも意識はあると報道されています。しかし、上掲の動画に写っている爆発の様子を見ると、もっと被害は大きかったのではないかとの疑念がわいてきます。

福島第 1原発から北に 3km 離れた場所にある病院で、患者と職員 90人のうち 3人を抽出検査したところ、3人全員が除染が必要なレベルの被曝をしていることが明らかになったと報道されていますが、爆発にともなう噴煙が北に向かって流れていく上記の動画と矛盾しません:

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