上掲「1」の記事の最初の写真は、2009年 6月と 2010年 5月の比較です(北が上)。後者では南赤道縞(SEB)が見えなくなっています。2枚目(北が上)、3枚目(赤外線写真、南が上)、4枚目(南が上)の写真は今年 11月 9日から 10日にかけて撮影されたものですが、南赤道縞のあるべき位置に白斑が出現しています。
「2」の記事の最初の写真(南が上)には、コンマのような形をした奇妙な黒い模様が南赤道縞のあるべき位置に写っています。
これらのパターンは、南赤道縞のあるべき位置に何らかの大気の擾乱が発生していることを示しており、南赤道縞が復活する予兆の可能性があるとのことです。
過去の関連記事
- 木星の南赤道縞が消失 (10年5月17日)