記事によると ——
イースター(復活祭)から 1週間経った日の午前 12時14分頃(現地時間)から約 30分間、民家の上空にこの白い十字架が見られた。初めは単なる白い光だったが、徐々に十字架の形になった。原因は不明。(記者としては)この映像の信憑性を確認できていないが、伝える価値があると判断。—— とのことです。
(この映像が撮影された)ギュムリは 1988年に大地震に襲われ、25000人が死亡した。この大地震の数日前から地震当日まで、アルメニア各地に聖母マリアの幻影が現れたとの複数の報告が残っている。
アルメニアは、西暦 301年、世界で初めてキリスト教を唯一の国教と定めた。ローマ帝国のコンスタンティヌス大帝(と リキニウス帝)が(〈ミラノ勅令〉によって)キリスト教を公認したのは、その 12年後の 西暦 313年のことである。
映像の前半では、民家の上空に見えていた白い十字架が、後半では民家の手前に写っています。この距離感のなさや「移動」の不自然さが、この映像の信憑性を下げているように思います。
Image Credit: U.S. Central Intelligence Agency