米国･ハワイ島にあるマウナ･ロア山（地図）は地球上で最も体積の大きい山ですが、このところ、この火山で地震が発生したとの報道を目にすることが増えてきています。米国地質調査所（USGS）は、これまで週1回出していたマウナ･ロア山についての情報を、10月6日から毎日発出することにした、と発表しました：
現在、マウナ･ロア山では不穏な動きが強まっています。地震活動は 2022年6月以降、1日あたり 5〜10回の発生頻度から、7月･8月には 1日あたり 10〜20回の頻度になり、この 2週間は 1日あたり約 40〜50回の頻度に達しています。 9月23日と29日には 1日あたり 100回を超える地震発生のピークがありました。
地震活動にともなって、マウナ･ロアの山頂が膨張しており、この2週間ほどは膨張が大きくなっています。 前回、マウナ･ロア山が同様の地震活動の上昇と山頂域の膨張を起こしたのは、2021年の1月下旬から3月下旬でした。また、マウナ･ロア山が最後に噴火した1984年から現在までの38年間にも、地震活動が増加した時期が複数回ありました。
マウナ･ロア山の警戒レベルは「ADVISORY/YELLOW」が継続しています。
ハワイ火山観測所（HVO）は、マウナ･ロア山の不安定さの高まりに鑑み、明日10月6日から、同山に関する情報更新を「毎週」から「毎日」に変更します。
マウナ･ロア山の警戒レベルは「ADVISORY/YELLOW」が継続しています。
ハワイ火山観測所（HVO）は、マウナ･ロア山の不安定さの高まりに鑑み、明日10月6日から、同山に関する情報更新を「毎週」から「毎日」に変更します。
マウナ･ロア山の火山活動と隣接するキラウエア山の活動には何らかの関係があるといわれています。一方が活発に活動しているときには、他方は静穏であることが多いようです。最近のマウナ･ロア山頂の膨張は、キラウエアからの大規模な溶岩流が止まった日に始まった、とのことです。
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| （Wikipedia より引用） |
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