【11月16日 最新の予報にもとづいて誤差の範囲を修正しました】
【11月15日 最新の予報にもとづいて接近時刻、接近距離、相対速度、誤差を修正しました】
11月16日から17日にかけて、小惑星〝2020 VB3〟が地球と月に接近します。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2020 VB3 | 3~7 | (地球)11月16日 17:06 (月)11月17日 11:17 |
1.53 1.73 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
この小惑星はアポロ群に分類されています。
直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が最初に観測されたのは11月12日です。
接近時の地球との相対速度は非常に遅く、秒速 5.5km(時速約 2万km)と予報されています。
地球への接近時刻には ±2分、月への接近時刻には ±3分の誤差が見込まれています。 月への接近時刻には ±2分の誤差が見込まれています。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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