2020年11月11日水曜日

小惑星 2018 VP1 が地球衝突の可能性 (続報-2)

 
 
前回の記事では 2018 VP1 の接近について
現在の予報は2018年12月11日に出されたもので、観測データが限られていることから、地球への接近時刻に ±3日と7時間11分、月への接近時刻に ±2日と20時間22分の幅があります。

この小惑星が最後に観測されたのは 2018年11月16日で、それ以降は完全に見失われてしまったようです。ある日突然、地球の直近で再発見され、そのまま地球に衝突するということもあり得ます。
 と書きましたが、11月10日に 2018 VP1 が再発見されたようです。
 
最新の観測データにもとづく接近予報は次のようになっています。接近時刻の誤差は 1分未満です:
 
小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2018 VP18~18 (地球)11月11日 15:59
 (月)11月11日 18:12
0.48
0.39
(1LD=地球から月までの平均距離)

接近時の地球との相対速度は非常に速く、秒速 21.8km(時速約 7万9000km)とされています。